ごめんねオデッセイ歌词

[00:00.000] 作词 : 秋田ひろむ
[00:01.000] 作曲 : 秋田ひろむ
[00:10.331] 朝日が見たい 寝て起きて 食うための労働
[00:13.938] 生きるための咆哮 プラスアルファコード
[00:17.264] 止むを得ない表現欲求 ネット通販
[00:19.898] パーソナライズ広告 消費と同じ棚に並べられた慟哭
[00:24.126] 衝動 情動 ひらめきの発光ダイオード
[00:27.434] 掴んでは消える毎秒 それと個人輸入代行
[00:30.946] すぐ眠れるあれがいる 労働の鼻歌と歌詞が蝶々結びで風立ちぬ
[00:35.808] くそくらえマネタイズ
[00:37.368]
[00:37.832] どうでもいい 躁でもいい 歩くべき道をひたすら歩く
[00:41.495] 見るために行くんだ 行くために作った
[00:44.579] 繋がりたいから握った掌 寂しさに憑りついたソーシャルメディア
[00:49.314] くそったれ奴隷化 去勢派
[00:51.493] 憧れは常に身体より早い だから満身創痍
[00:55.217] みんな傷だらけだ大体
[00:57.114] 分かってる 分かってる 言わなくても分かってる
[01:00.995] そういう奴らの作品には常に血が混ざってる
[01:04.196]
[01:04.679] 行けども行けども降り積む雪ばかり
[01:11.716] 終わりは見えない ごめんねオデッセイ
[01:18.401] あの春眩い淀みない灯火 ここは寒い
[01:27.927] くださいください 木漏れ日を
[01:38.508] 木漏れ日を
[01:46.579]
[01:54.770] 「詩」と打ったら思いがけずに「死」と変換される
[01:58.465] 過去の自分から届いた言伝、ダイレクトメール
[02:01.829] 過ぎ去った日だと誤魔化す 在りし日のセルフオマージュ
[02:05.275] 後に分かるメッセージ、次元越えるクーパーとマーフ
[02:08.574] 変わらないものなんてなかった 悲しいかな
[02:11.606] その喪失自体が僕らをここまで突き動かしたんだと気付いた
[02:15.522] どれだけ失って必死に叶えた夢だって
[02:18.723] 後ろめたければじわじわ突き刺さってゆくナイフと似ていた
[02:22.308]
[02:22.407] 午前11時 待合室で待ちぼうけ
[02:25.150] 来るはずのものは来ないんだと気付いたからこその身の上
[02:29.051] 風が揺れて過ぎ去って カーテンレールが鳴らすオクターブ
[02:32.799] 呼ばれた名前が自分なのかすらも疑う
[02:35.855] 旅の結論に至る場所がこんな所とは
[02:39.511] まさか まさか と嘆いたのは夏の彼方
[02:43.678] 裸さながらあらわな雨傘 ならばただたださらば
[02:48.944]
[02:49.308] 行けども行けども降り積む雪ばかり
[02:56.341] 終わりは見えない ごめんねオデッセイ
[03:03.038] あの春眩い淀みない灯火 ここは寒い
[03:12.446] くださいください 木漏れ日を
[03:23.348] 木漏れ日を
[03:30.775]
[03:58.211] 失ってから気付くんじゃない気付くために失った
[04:01.862] そう言い聞かせれば後に発火して眩いユリイカ
[04:05.190] 観客席は今日も今日とて騒々しい無人だ
[04:08.592] 過去と未来が顕現する耳鳴りとスピーカー
[04:11.967] 疑いと確信の両翼で僕らは少し進む 項垂れた影が落ちる
[04:17.179] 日に焼けたリノリウム
[04:18.857] 陽の出る時を拒む、夜に住まうヒロイズム
[04:22.157] 過ぎた分は抜け目ない偽らざる一滴
[04:25.678]
[04:25.690] 誇れるものは何もない 賭けた五桁のバイト代
[04:29.210] ありそうでも存在しない曖昧な才能の価値
[04:32.497] 一人の生身の人間が疲弊しながら進むのだ
[04:35.954] 擦り減った踵にこれまでの葛藤と苦難を想いな
[04:39.373] 未だに遠くで止むことはないあの日の8ビート
[04:42.713] 行きは勇み帰りには果てて眠る窓際のシート
[04:46.199] 我こそが陰日向に根を張り巡らせた詠み人
[04:49.587] そう言い張る気力はまだあるかポエトリーよ
[04:52.566]
[04:52.881] 行けども行けども降り積む雪ばかり
[04:59.729] 終わりは見えない ごめんねオデッセイ
[05:06.485] あの春眩い 淀みない灯火 ここは寒い
[05:15.852] くださいください 木漏れ日を
[05:26.529] 木漏れ日を
[05:40.460] 木漏れ日を