わたしのアール歌词

[00:00.000] 作词 : くらげP
[00:00.599] 作曲 : くらげP
[00:01.199] わたし、屋上で靴を脱ぎかけた時に
[00:06.834] 三つ編みの先客に
[00:09.499] 声をかけてしまった。
[00:12.194] 「ねえ、やめなよ」
[00:15.660]
[00:25.284] 口をついて出ただけ。
[00:28.152] ホントはどうでもよかった。
[00:30.817] 先を越されるのが
[00:33.496] なんとなく癪だった。
[00:35.948] 三つ編みの子は、語る。
[00:38.766] どっかで聞いたようなこと
[00:41.528] 「運命の人だった。
[00:43.911] どうしても愛されたかった」
[00:46.444]
[00:46.502] ふざけんな！そんなことくらいで
[00:51.881] わたしの先を越そうだなんて！
[00:57.113] 欲しいものが手に入らないなんて
[01:02.416] 奪われたことすらないくせに！
[01:08.063] 「話したら楽になった」って
[01:10.431] 三つ編みの子は、消えてった。
[01:14.262]
[01:18.419] さぁ、今日こそはと靴を
[01:21.460] 脱ぎかけたらそこに
[01:24.085] 背の低い女の子
[01:26.542] また声をかけてしまった。
[01:29.189] 背の低い子は、語る。
[01:32.040] クラスでの孤独を
[01:34.666] 「無視されて、奪われて、
[01:37.348] 居場所がないんだ」って
[01:39.732]
[01:39.892] ふざけんな！そんなことくらいで
[01:45.283] 私の先を越そうだなんて！
[01:50.449] それでも、うちでは愛されて
[01:55.858] あたたかいごはんもあるんでしょ？
[02:01.335] 「おなかがすいた」と 泣いて
[02:03.764] 背の低い子は、消えてった。
[02:07.275]
[02:07.441] そうやって、何人かに声をかけて
[02:14.703] 追い返して
[02:17.300] わたし自身の
[02:19.826] 痛みは誰にも言えないまま
[02:27.369]
[02:38.663] 初めて見つけたんだ。
[02:41.432] 似たような悩みの子
[02:44.146] 何人目かにあったんだ
[02:46.745] 黄色いカーディガンの子
[02:49.417] 「うちに帰るたびに
[02:52.064] 増え続ける痣を
[02:54.761] 消し去ってしまうため
[02:57.365] ここに来たの」と言った。
[02:59.641]
[02:59.778] 口をついて出ただけ。
[03:02.726] ホントはどうでもよかった。
[03:05.302] 思ってもいないこと
[03:07.666] でも、声をかけてしまった
[03:10.786] 「ねぇ、やめてよ」
[03:14.228]
[03:15.739] ああ、どうしよう
[03:18.186] この子は止められない
[03:21.322] わたしには止める資格が無い。
[03:26.224] それでも、ここからは消えてよ。
[03:31.951] 君を見ていると苦しいんだ。
[03:37.171] 「じゃあ今日はやめておくよ」って
[03:39.822] 目を伏せたまま消えてった。
[03:43.566]
[03:45.031] 今日こそは、誰もいない。
[03:48.224] わたしひとりだけ
[03:50.773] 誰にも邪魔されない
[03:53.402] 邪魔してはくれない。
[03:56.030] カーディガンは脱いで
[03:58.653] 三つ編みをほどいて
[04:01.375] 背の低いわたしは
[04:04.066] 今から飛びます。