泡沫花火歌词

[00:00.00] 作词 : 柳田周作
[00:01.00] 作曲 : 柳田周作
[00:12.89]生温い風が
[00:18.89]頬を撫でるように
[00:25.36]ふわり触れた手の汗ばむ
[00:33.79]夜半の夏
[00:38.60]煙草の煙が鼻を擽るたび
[00:50.94]幼い私を少し背伸びさせる
[01:04.45]花火が打ち上がるまで
[01:10.31]少し離れたとこで
[01:14.51]見つめていたい
[01:17.38]はだけた浴衣姿が
[01:23.73]光のシャワーより
[01:26.82]綺麗に映り込む
[01:42.69]波打ち際
[01:45.77]二人の不揃いな足跡が
[01:54.22]さざ波に流されて想う
[02:01.31]泡沫の恋だと
[02:09.40]ほろ苦くて淡い
[02:13.56]この恋と対照に
[02:22.16]甘い甘い綿菓子のような
[02:27.98]口づけを夢に見る
[02:34.28]明け方 寝惚け眼でゆらり
[02:40.78]気怠げに火を付けた貴方が
[02:46.91]今にも消えそうなほど
[02:53.48]儚く何よりも愛しくて
[03:01.11]溶けない魔法の氷が
[03:08.52]纏わりついて
[03:12.02]動き出せないよ
[03:16.58]あと一歩さえ
[03:19.43]踏み出せたなら
[03:28.74]夏の終わり 藍色に染まり
[03:35.33]止まないひぐらしに紛れて
[03:41.61]声を枯らし名前を呼んでも
[03:47.89]貴方は
[03:49.63]気づかないのでしょう
[03:54.24]花火が打ち上がるまで
[03:59.94]二人寂しさ埋めるように
[04:04.60]求め合い
[04:06.93]実らない果実の種が
[04:13.15]心の隅っこで芽生えてる