星宿る空の下で 枝に結ぶ願い歌词

[00:22.33]地の果てを染め彼方に眠る太陽
[00:32.21]眼を沈め
[00:36.73]滲む宵闇
[00:41.38]溶けゆくふたつの影は
[00:46.21]眩しい蒼天に背を向け駆け出す
[00:54.47]星々が見下ろす静謐な箱庭
[01:01.13]白日の目を忍んで
[01:06.37]育てた双葉を隠す
[01:10.96]噛み締めていた仄かな安息
[01:15.56]毟り取られ枯らされぬように
[01:21.04]上弦の月に乗って
[01:24.93]空を進み行こう
[01:27.33]約された安らかな永久なる地へ
[01:32.15]互いを引き寄せ
[01:34.24]繋ぐ心の糸
[01:36.63]解けぬように絡め
[02:11.60]眼をぎらつかし炙り出すは禁忌の芽
[02:14.00]天網を張り巡らし逃れ伸びる影を縛れ
[02:16.39]芯の錆び付いた頚木頭を凭れ
[02:18.86]千の槍で背を穿て降り止まぬ雨の如く
[02:20.90]万の鎚で腹を破れ吹き荒ぶ風の如く
[02:23.24]蓋を暴き逢を隠せ蕾悉く尽れゆけ
[02:32.03]彼岸の空
[02:35.37]憧憬の星
[02:38.84]雲と散り霧と消えた
[02:45.61]来し方の無数の思慕
[02:49.84]果てなく慈悲無き鬼遊びの手
[02:54.61]隠れ過ごせ手折られぬように
[03:00.53]白みゆく空に呑み込まれ
[03:06.08]零落する前に
[03:08.44]星々の眼差しを繋ぎ留め
[03:13.53]絡む枝の先
[03:15.37]願いを結んだら
[03:17.85]片道の扉を開く
[03:21.34]枝に星は宿り標となり導く
[03:26.09]旅路へと
[03:29.98]新たに煌めく星がまた一粒
[03:34.47]ふたつの影を孕み