花柳少女恋草子
竝(並)んだ 鳥かごは 暮六つ
月の 見えぬ夜も 艶やかに
止まぬ霧雨 ぽつり、ぽつりと
傘の下 二人
惹かれあへば
やがて 舞ひ散るは 雪となり
重ねた 右手 左手
互ひ 温もり 分け合ふだけ
でも 唯々 唯々
愛しくて
巡り巡る 浮世すべてを
白く 塗りつぶした この夜に
「どうかどうかまだ行かないで 」
冬の暖かさを 感じてった
花は 降り續(続)ける 知らん顔
それでも いつかは 終はるもの
交はすくちづけは 假初めでも
二人 その意味 確かめあった
鈍く響く鐘 明六つ
隙間覗くは 雪椿
别れ際 強がり笑った
でも涙隠せなくて
「 いつか二人また出會(会)ふでせう
息も凍るこんな雪の日に
だからどうかもう泣かないで 」
小指その温もり 預けた
一つ一つ過ぎゆく刻が
繋いだ手ほどいてゆく
どうかどうかまだ行かないで
若しも夢ならまだ醒めないで
遠く遠く 思ひを馳せて
紅く 咲き誇るは 戀(恋)心
永遠に永遠に凍てつかぬやうに
今は 雪融けを 待ちわびて
花柳少女恋草子LRC歌词
[00:32.88]竝(並)んだ 鳥かごは 暮六つ
[00:37.87]月の 見えぬ夜も 艶やかに
[00:42.84]止まぬ霧雨 ぽつり、ぽつりと
[00:47.81]傘の下 二人
[00:50.59]惹かれあへば
[00:52.72]やがて 舞ひ散るは 雪となり
[00:57.31]重ねた 右手 左手
[01:02.43]互ひ 温もり 分け合ふだけ
[01:07.50]でも 唯々 唯々
[01:08.93]愛しくて
[01:12.38]巡り巡る 浮世すべてを
[01:16.89]白く 塗りつぶした この夜に
[01:21.90]「どうかどうかまだ行かないで 」
[01:26.86]冬の暖かさを 感じてった
[01:41.83]花は 降り續(続)ける 知らん顔
[01:46.74]それでも いつかは 終はるもの
[01:51.91]交はすくちづけは 假初めでも
[01:56.39]二人 その意味 確かめあった
[02:01.07]鈍く響く鐘 明六つ
[02:05.95]隙間覗くは 雪椿
[02:10.89]别れ際 強がり笑った
[02:15.93]でも涙隠せなくて
[02:20.90]「 いつか二人また出會(会)ふでせう
[02:25.88]息も凍るこんな雪の日に
[02:30.41]だからどうかもう泣かないで 」
[02:35.69]小指その温もり 預けた
[02:40.48]一つ一つ過ぎゆく刻が
[02:45.12]繋いだ手ほどいてゆく
[03:09.89]どうかどうかまだ行かないで
[03:14.75]若しも夢ならまだ醒めないで
[03:19.82]遠く遠く 思ひを馳せて
[03:24.64]紅く 咲き誇るは 戀(恋)心
[03:29.71]永遠に永遠に凍てつかぬやうに
[03:34.60]今は 雪融けを 待ちわびて