フランマ
決して熄えない、私のフランマ。
貴女のしあわせ、燃やしてあげようか?
爛れた炎[おんな]にさせたのは、
あの夜の貴方の言葉。
「君だけ、愛してる」
貴女に帰すあいだだけ、許されるこの微熱。
これ以上、共[とも]してはならない、
ひと夏の火遊びを。
燻って、煩わしくて、熄んでいて、煽りやすい。
私にしか見せない、日陰の顔。
ねぇ、貴女は知らないのでしょう?
それだけが、私の炎。
熔け落ちるほど求めてる愛を、
味わう貴女が地獄ほど憎い。
爆ぜてしまえという本心を、
灰にする貴方の言葉。
「誰より、愛してる」
ひとりになるのが怖くて、焚きつけた出来心。
貴方が着替える前の、ジャケットに残り火を。
燦やかで、煌めいて、煖かくて、燥いでる。
私には届かない、日向の顔。
ねぇ、貴女はどんな気分?
燗えたぎる、私の炎。
私の愛を燈されたあとの、
笑顔で燿く彼だけ見ていれば?
煤けた私の正体を、
炙り出す貴方の言葉。
「本当に、愛してる」
眠る時はひとり。秘密守るのもひとり。
私だけ。どうして、どうして?
あぁ……勝てない。
その烙印が身も焦がす、私の炎。
貴方のここに火傷跡つけて、
どこにも帰れない躰にしてみたい。
午前0時にまた煙に巻かれ、
私が私じゃなくなる、その前に。
決して熄えない、私のフランマ。
お前のしあわせ、いま燃やしてやろうか?
爛れた炎[おんな]が妬いたのは、
この夜も貴方の言葉。
「それでも、愛してる」
フランマLRC歌词
[00:00.652]決して熄えない、私のフランマ。
[00:05.400]貴女のしあわせ、燃やしてあげようか?
[00:09.651]爛れた炎[おんな]にさせたのは、
[00:13.144]あの夜の貴方の言葉。
[00:16.406]「君だけ、愛してる」
[00:34.901]貴女に帰すあいだだけ、許されるこの微熱。
[00:42.400]これ以上、共[とも]してはならない、
[00:45.895]ひと夏の火遊びを。
[00:49.901]燻って、煩わしくて、熄んでいて、煽りやすい。
[00:53.906]私にしか見せない、日陰の顔。
[00:58.145]ねぇ、貴女は知らないのでしょう?
[01:01.405]それだけが、私の炎。
[01:05.899]熔け落ちるほど求めてる愛を、
[01:09.404]味わう貴女が地獄ほど憎い。
[01:13.399]爆ぜてしまえという本心を、
[01:16.906]灰にする貴方の言葉。
[01:20.146]「誰より、愛してる」
[01:38.652]ひとりになるのが怖くて、焚きつけた出来心。
[01:46.152]貴方が着替える前の、ジャケットに残り火を。
[01:53.395]燦やかで、煌めいて、煖かくて、燥いでる。
[01:57.647]私には届かない、日向の顔。
[02:01.905]ねぇ、貴女はどんな気分?
[02:05.146]燗えたぎる、私の炎。
[02:09.651]私の愛を燈されたあとの、
[02:13.145]笑顔で燿く彼だけ見ていれば?
[02:17.405]煤けた私の正体を、
[02:20.646]炙り出す貴方の言葉。
[02:24.152]「本当に、愛してる」
[02:42.648]眠る時はひとり。秘密守るのもひとり。
[02:46.395]私だけ。どうして、どうして?
[02:49.902]あぁ……勝てない。
[02:53.653]その烙印が身も焦がす、私の炎。
[02:59.898]貴方のここに火傷跡つけて、
[03:03.649]どこにも帰れない躰にしてみたい。
[03:07.897]午前0時にまた煙に巻かれ、
[03:11.857]私が私じゃなくなる、その前に。
[03:15.352]決して熄えない、私のフランマ。
[03:19.101]お前のしあわせ、いま燃やしてやろうか?
[03:23.352]爛れた炎[おんな]が妬いたのは、
[03:26.601]この夜も貴方の言葉。
[03:30.107]「それでも、愛してる」