quiet room -self cover歌词

[00:26.14]声は出さないで
[00:27.52]やり切れなさに沈黙で叫んだ
[00:30.29]言葉なんて
[00:31.51]ここじゃ全く役に立たないことは
[00:35.03]わかっているだろう
[00:36.60]何を口にしても
[00:38.47]味がしないな
[00:39.64]まるで粘土細工のようだった
[00:43.01]夜の塊　追い回されて　嵌る水溜り
[00:46.77]泣き出した女の子が言った
[00:49.36]「どうしてこんなにかなしいの？」
[00:51.74]下を向いたままで答えた
[00:53.94]「君もすぐに慣れるよ」
[00:57.02]鮮やかが煩い公園でシーソー
[00:59.74]穏やかな心が回転しそうだ
[01:03.45]涙みたい　きらきら　二人照らす鈴灯
[01:07.34]淡い淡い闇の中へ
[01:09.87]泳いでいくからついておいで
[01:12.39]固く繋いだ手はずっと離さないで
[01:15.83]ねえまだいるかい
[01:17.63]長い長い道の端を
[01:20.18]爪先で歩く　靴は要らない
[01:22.82]最後の時までその目は離さないで
[01:26.07]ねえまだいるかい
[01:30.47]全部忘れても
[01:32.05]宵の寒さに閉塞で嘆いた
[01:34.73]幸せだけ繰り返しても虚しくなることは
[01:39.57]わかっていたけど
[01:41.21]夢を口にしても
[01:42.86]味気ないな
[01:44.20]まるで泥人形のようだった
[01:47.57]帰路の陽だまり
[01:48.66]添い遂げられて気付く蟠り
[01:51.28]逃げ出した男の子が言った
[01:53.80]「どうしてこんなにくるしいの？」
[01:56.28]目を見つめたままで答えた
[01:58.52]「きっと誰かの為だよ」
[02:01.47]賑やかが寂しい桑園でいっそ
[02:03.93]したたかに過ぎ行く人生みたいだった
[02:08.02]手を伸ばす　浴槽　浮かんでいた　水花火
[02:11.70]緩い緩い風の中を
[02:14.17]流れていくから　幼い日に
[02:16.77]かわした約束はずっと忘れないでいてよ
[02:20.88]もういいかい
[02:22.02]永い永い暮らしの中
[02:24.66]指先で探す　愛に会いに
[02:27.01]最後の夜ならちゃんと聞かせて
[02:29.87]本当の事はもういっか
[02:33.37]崩れ落ちていく
[02:34.65]崩れ落ちていく
[02:35.93]いつか見た景色もすぐ褪せていく
[02:38.44]流れ落ちていく
[02:39.83]流れ落ちていく
[02:41.06]涙の行方を君は見たのか
[02:43.70]はやくはやくはやく
[02:45.66]消えてしまえ
[02:46.65]どうせもうまともじゃ居られないんだから
[02:50.58]黙ったままで　帰りを待たせて
[02:54.28]淡い淡い闇の中へ
[02:56.88]泳いでいくからついておいで
[02:59.55]固く繋いだ手はずっと離さないで
[03:02.73]ねえまだいるかい
[03:04.71]長い長い道の端を
[03:07.24]爪先で歩く　靴は要らない
[03:09.92]最後の時までその目は離さないで
[03:13.18]ねえまだいるかい