夏が零れてゆく歌词

[00:00.000] 作词 : かりく
[00:00.525] 作曲 : かりく
[00:01.50]
[00:01.70]見上げた空は幼い頃と変わらずに
[00:09.45]僕らを今も見ているよ
[00:14.83]
[00:28.30]夏の夕が滲んだ夢は淡く
[00:34.13]儚さを彩る心は群青
[00:41.05]眠れる月は藍に抱かれながら
[00:47.22]遠い明日の空に何を見るの
[00:53.64]
[00:54.09]黄昏にそっと茜が海に溶ける
[01:00.67]俯くまま君は夏に身を委ねる
[01:09.52]
[01:09.68]幼い鳥が夕空の隅で鳴いた
[01:17.38]哀しくそれは美しく
[01:22.86]吐き出した声も
[01:26.03]錆付いた言葉も全部
[01:30.72]揺らいだ泡沫と消える
[01:36.78]
[01:48.91]潮風通り過ぎる君の背中
[01:55.28]砂浜に映ったその影は朧
[02:01.30]
[02:01.51]波の音は静かに夏を運び
[02:08.18]水面を染める 落日の朱
[02:14.64]
[02:14.80]斑に塗り潰したような汚れた心は
[02:21.80]この海に放り投げて捨ててしまおう
[02:35.25]
[02:57.49]誰もが過去に意味を求め生きている
[03:03.90]繋いだ時間の狭間で
[03:12.06]
[03:12.75]裸足のままで歩き出した君の手を掴んだ
[03:23.04]もう迷わずに
[03:26.03]冷たい指先が途切れた音を紡いで
[03:33.73]甦る いつでもまた
[03:38.57]
[03:38.76]夏が零れてく
[03:42.27]君が開いた掌
[03:46.74]優しくとても懷かしく
[03:51.98]見上げた空は幼い頃と変わらずに
[03:59.75]僕らを今も見ているよ
[04:09.38]