忘却の钟が响く前に歌词

[00:01.359]Vocal：Mitsuki
[00:05.359]Voices：茅原実里
[00:32.359] 夕凪に霞む時計台 針音は時を刻み
[00:42.987] はじまりから終わりを告げる この国の象徴
[00:53.168] 夜明け前 響く忘却の鐘
[00:58.654] その一日に得た 嫌な記憶を
[01:04.182] 螺旋の彼方 しまうように
[01:08.786] 隠してくれる奇跡
[01:14.434] 選ばれた時計士 嗚呼 いつからだろう
[01:20.647] 貴方との運命の針が
[01:25.570] 動きを止めて 静かに
[01:30.581] 離れていた 心が通わぬほど遠くまで……
[01:57.731] 突然の別離の言葉は 心音に掻き消されて
[02:08.266] ただ去り行く時計士の背だけ 呆然と見ていた
[02:18.362] 大切な 二人過ごした時間
[02:24.074] 貴方を愛してた 記憶全てを
[02:29.526] ほんの少しも 失わずに生きたい
[02:37.330] だから……私
[02:39.761] 鐘は鳴ることなく 嗚呼 動きを止めて
[02:45.961] 時計台の下には 落ちた
[02:51.030] 時計士だった 死体が
[02:56.032] 目を見開き 虚ろに倒れていた――――
[03:01.365] ずっと忘れないから 最期の別離も全て
[03:11.974] 仕方なかったと 貴方わかってくれるでしょう？
[03:22.422] 選ばれた時計士 嗚呼 いつからだろう
[03:28.612] 貴方との運命の針が
[03:33.738] 動きを止めて 静かに
[03:38.589] 離れていた 心が通わぬほど遠くへと……
[03:47.556] 『時計士である少年が最期にみたのは、薄く笑う恋人の姿。
[03:53.549] その瞳に悲しみの色はなく、ただ記憶だけを慈しむように……。
[04:00.437] 二人の愛は、永遠になったのだろうか――――？』