やわらかな伤迹歌词

[00:00.000] 作词 : こっこ
[00:01.000] 作曲 : こっこ
[00:11.790]小さなわたし 乾いた道を
[00:17.260]汗ばむ背中 陽射しに揺れ
[00:22.960]若い夏草のよう。
[00:28.020]細い坂を登れば 両手ひろげて
[00:34.040]流れる雲に 愛を夢見た。
[00:40.450]絡まる髪が とまどいながら
[00:46.090]同じにおいと出会い
[00:49.310]縺れ溶け出す頃
[00:53.750]明るくなってゆく空を
[00:59.440]ふたりは 憎んでいたけど
[01:04.910]いつの日か 幼い愛は
[01:11.160]抜殻を残して
[01:15.000]飛び立つことを
[01:17.350]知っていた。
[01:31.380]ブーゲンビリア 蔦を這わせて
[01:36.910]織り重ねては 時間を敷きつめ
[01:43.040]刺さる棘に気付くと
[01:48.010]木陰からこぼれる あの太陽が
[01:54.320]見えない腕で 明日を急かした。
[02:00.190]歩くために
[02:03.320]失くしたものを拾い集めて
[02:08.470]手首に刻み込んでも
[02:13.880]明るくなってゆく空を
[02:19.470]ふたりは 憎んでいたけど
[02:25.160]いつの日か 幼い愛は
[02:31.100]抜殻を残して
[02:34.980]飛び立つことを
[02:37.510]知っていた。
[03:13.430]窓たたく季節を
[03:16.170]もう何度 数えたのだろう。
[03:19.610]手を伸ばせば
[03:21.230]届きそうなほど 残酷に朱く
[03:29.890]置き去りにしてきた記憶を
[03:35.730]腫れ上がる 傷跡たちを
[03:41.450]やわらかな あなたの温度を
[03:47.290]狂おしく愛していたから
[03:52.830]明るくなってゆく空を
[03:58.700]ひとりで 憎んでみたけど
[04:04.170]いつの日か 幼ない愛は
[04:10.140]抜殻を残して
[04:13.950]飛び立つ時を
[04:16.540]待っていた。