「桜河」歌词

[00:15.80]遠く、霞んでる あの水面の蒼穹[そら]を
[00:22.61]ふたり見つめた ただ、 静かに
[00:27.86]季節、移ろえど なお変わらぬ罪に
[00:35.54]入江の影法師 濡れてる
[00:41.11]巡り合い、 すれ違う 波は吐息
[00:46.20]頒ちあえぬ 愛ならば さざめいて泣いた
[00:53.31]生きている意味ならば 此処に或れど
[00:58.66]赦されぬ運命、 契れずに 今、願わくば、 孤独[ひとり]ーー
[01:05.88]どうすれば 戻るのか？ 残酷を呑み込めずに
[01:12.13]それでも、 過ぎてゆく 桜河、 君と あゝ
[01:17.52]誰しもが抱えてる 幾つもの黄昏なら
[01:24.65]流そう この河へ
[01:27.49]湛えてる 生命 揺れて
[01:44.30]どんな響きなら あの奥まで、届く
[01:49.10]痛み知ろうと 耳、 澄ませば
[01:54.88]ひとつ、 重ねれば なお、 滲んだ 心
[02:01.88]風には 載せられぬ 秘密を
[02:07.25]与えられ、 受け入れて ありの侭に
[02:14.50]剣と剣が、 ぶつかれど なぞれない 傷痕[あと]を
[02:20.84]渡りゆく鳥達は 知らぬ顔で、 過ぎ去るよ
[02:27.30]それでも 打ち交わす 誰かの為に、 孤独[ひとり]ーー
[02:33.37]震えてる時の中 譲れない言葉がある
[02:39.49]儚く、 散り逝けど 桜河、 君と あゝ
[02:45.79]誰しもが囚われて 沈んでく、哀しみなら
[02:51.88]流そうこの河へ
[02:54.71]湛えてる 生命[いのち] 揺れて
[03:01.72]あゝ 溢れそうな 愛の（淵には）
[03:07.92]凛と 佇んだ（あの微笑みを）
[03:13.16]護りたい（今、だけは） 何があっても
[03:19.91]いつか、 告げる この想いなら
[03:26.46]どうすれば 戻るのか？ 残酷を呑み込めずに
[03:32.23]それでも、 過ぎてゆく 桜河、 君と ふたり
[03:38.31]震えてる時の中 譲れない言葉がある
[03:44.63]儚く、 散り逝けど 桜河、 君と あゝ
[03:51.80]誰しもが抱えてる 幾つもの黄昏なら
[03:57.36]流そう この河へ
[04:00.31]湛えてる 生命[いのち] 揺れて
[04:06.23]輝いてる桜（美しすぎて）
[04:10.78]ただ、流れてゆく（あの先へと）
[04:18.18]ふたり、目を閉じ 一片の想いを