[00:00.000] 作曲 : 秋田ひろむ [00:11.980] 友情や愛情は尊いものだと 僕らは小さい頃からよく説かれていたけれど [00:23.723] それらが期限付きだということまでは 教えてもらえなかった 教えてもらえなかった [00:35.586] ところでバスはまだ来ないのでしょうか さっきから小一時間 待ちぼうけ立ち尽くして [00:46.585] ああそうか バスなんて来やしないんだと ようやく気づいたんだ そんな人生でした [00:57.326] [00:58.118] 向こうには鮮やかな光が溢れ  それを見てる僕は宵の見張り台 [01:10.195] そこの孤独は蝙蝠と似てて 闇だけは良く見える 闇だけは良く見える [01:22.122] [01:22.293] 不眠症で今日も眠れないのは 眠ってるうちに世界が変わってしまうから [01:34.523] 明日笑っていられる保証をください 市役所職員さん受付はどこですか? [01:46.131] 全ての人の悩みを飲み干すから 青も黒く汚れてしまった空 [01:58.072] 掃除しときます 笑った日の切れ端で それか誰かのありがとうで [02:08.037] [02:18.790] 結局、僕は歩いて行くしかない訳ですが その頃の話は以前したので省きます [02:30.626] 足りないことを嘆いてたのは随分前 最近は足りないことを羨む自分に嫌気がさします [02:41.134] [02:41.482] 向こうには沢山の人達がいて 僕と分かつのは断崖絶壁 [02:53.538] そこで理解するんだ行こうとしてたのは こんなもんだったんだと こんなもんだったんだと [03:05.341] [03:05.747] 不眠症で今日も眠れないのは 眠ってるうちに世界が変わってしまうから [03:17.747] 明日も自由でいいという認可ください 不許可の心を怯えて不法所持 [03:29.337] 全ての人の悩みを飲み干すから 青も黒く汚れてしまった空 [03:41.269] 掃除しときます 笑った日の切れ端で それか誰かのありがとうで [03:50.701] [04:02.052] 海に流れ着くことができなかった川は亡骸 [04:07.938] そうとは知らずに花や草が生き生きと芽を出した [04:13.898] それではあまりにも寂しいから せめて僕が掬い上げた後悔 [04:19.831] 今日も時間だ 梯子を昇る 宵の見張り台 [04:24.076] [04:25.552] 不眠症で今日も眠れないのは 眠ってるうちに全てが出て行ってしまったから [04:37.482] 皆いつの間にか消えてしまった 夢も未来も 愛した人でさえ [04:49.307] だから僕は見張ってるんだよ 宵の見張り台 大事なもの達の寝顔を [05:01.046] 涙を拭って 笑った日の切れ端で それか誰かのありがとうで