[00:00.00] 作词 : カンザキイオリ [00:00.72] 作曲 : カンザキイオリ [00:01.44] 拝啓 昔の私 [00:03.47] それなりに味方もいて敵もいた [00:06.03] 拝啓 昔の私 [00:08.04] それなりに味方もいて敵もいた [00:10.71] 拝啓... [00:22.91] 見た目や上部が全てでそれ以外全部いらない [00:27.42] その考えは間違いじゃない [00:30.69] 安心してほしい [00:32.36] [00:41.65] 君だって最初は敵だった [00:44.49] 愛想笑いばっか浮かべて [00:46.60] 私のこと本当は苦手なんだと [00:49.46] 日々を紡いでも疑った [00:51.54] ある日駅前で花を買った [00:54.86] あげたのはなんとなく君に似合うかと思って [01:00.65] 君は花をドライ加工して笑いながら本棚に置く [01:05.73] 「そんなもの価値なんてないでしょ?」 [01:08.30] すると君は言った [01:09.85] [01:10.04] 「僕を大好きと知った [01:12.28] それだけでいいさ [01:14.94] 確信なんてないのだけれど [01:19.66] 間違ってるなら教えてくれよ [01:24.28] まあいいやとりあえず [01:27.11] 大好きだ」 [01:29.51] [01:39.37] 私は強がり何も言わずにため息をつく [01:43.61] それでも何かあるたびに花をあげた [01:46.63] 適当に選んだものだ [01:49.06] あげる度にドライ加工をしてそこら中に飾るから [01:53.89] 君の家は花いっぱいで溢れかえって散らかっていた [01:58.44] [01:58.85] 「じゃあ私の部屋に置こうか」 [02:01.11] (え? なに言ってるの? ) [02:03.30] (今まで敵だったんだよね?ねえ) [02:06.25] (彼を好きにでもなった?) [02:08.18] [02:08.31] 「ああそうだよ私は好きなんだ彼のことが」 [02:12.98] (ねえ 忘れたの?) [02:14.73] (本当は全部わかってるんだよね?) [02:17.68] (人は人を見下すものよ) [02:20.12] 彼は違う [02:21.08] (違うって何?) [02:22.37] (簡単に信じれるなら勝手にしなよ) [02:26.01] (ねえ花女) [02:27.02] [02:27.18] 変化する心 それが吐けなくて [02:31.79] 君のそばではにかむばかり [02:36.44] 間違ってるとは思わないフリ [02:41.10] 恋の意味を知らず鮮やかに [02:46.40] [02:46.54] 確信が持てないまま [02:48.90] すれ違う日々も増えた [02:51.33] あの日初めてあげた花びらも [02:53.72] 年季が入って色落ちた [02:55.95] [02:56.07] ああそうか永遠なんてないんだ [02:58.68] どんなにどんなに加工しようが花は枯れるし [03:02.34] 私たちもシワを作っていつか土に帰る [03:05.66] 紡いだ日々も培った笑顔も何もかもがいつかは消える [03:10.63] 嗄れて枯れ落ちて全て消えるなら私はどうする? [03:15.28] [03:24.92] そう思ってから早かった 痛みも知恵も増えた [03:29.74] もう時間なんて必要ない [03:32.07] [03:34.33] ごめんねお別れだ [03:39.43] 人生は一度きりだ [03:43.56] [03:44.52] 互いの吐息が手を繋ぐ [03:51.23] きっかけはいつも花だ [03:53.84] さよなら さよなら [03:58.18] 今までの私 [04:01.49] [04:01.99] 大好きを言える [04:04.24] それだけでいいの [04:06.69] これから何度傷つけあって [04:11.31] 間違ってるなら教えてほしい [04:15.92] この花に誓う [04:18.65] 大好きよ [04:21.05] [04:21.44] (拝啓 未来の私) [04:23.64] (本当普通の大人になったね) [04:26.17] (本当普通の大人になっちゃったんだね?) [04:29.13] (くだらない くだらない ) [04:30.92] (過去の痛みは全部消えない) [04:33.37] (敵だって消えるわけじゃない) [04:35.68] (わだかまりを抱えて生きて) [04:38.17] (そして美しく散っていけばいい) [04:40.79] [04:45.14] (揺れて溢れ落ちた花のように ) [04:47.96] [04:59.96] しきたりなんかはいらない [05:02.24] 世間体も忘れ去った [05:04.46] 花束を持って君の元へ [05:06.90] それだけでいいんだ [05:08.52]