ピルグリム (Live at Virtual, 2022) 作词 : 笹川真生 作曲 : 笹川真生 手放した 風船 のよ うに 人工 の 空で 浮かぶ 夢 を 見た 動か ない 水平 線の 向こう でも 夜空 は泣いてると良いな 思春期の代償でしょうか 錯覚でしょうか 教育なのですか 神頼み寸前で すれ違った 快速で 現実に帰る きみのせいだよ きみのせいだ よ 性格でしょうか 錯覚 でしょうか きみを  どんどん好きにな って いくのが だんだん怖くなって 遊び足りない、埋まらないなんて 言葉は 言えない きみが すっと 綺麗になって いくのが だんだん嫌にな って 嘘みたいな空に ぎゅぎゅっと 噛み付いて 弾けた 性格でしょうか 錯覚 でしょ うか 少しだけ夜風が 恋しく て おおげさに息を吸い込んでみ た 振り向け ば   そこは天国ですか いや、 ここよりもひどいばしょです か 聞いてないか だって、 特別だもんね 特別 だもん ね 完全な空 は 完全な空は、 特別だもん ね きみを  どんどん 好きにな って いくから 断然   弱くなった わたし   死にたいのかな まさか  まさかね きみが だんだん灰 にな って いくのを そっと みつめて いた きみが だんだん海になっていく。 きらめいている。 星のように。 あれ から随分、窓の外も変わり つまらない嘘じゃ泣けなく て 太陽 に 手を伸ばして みたけれど だめみたい 花びら が 前髪の上に落ちて、 うん それ だけ