[00:35.05]挫折まみれ 流行にまぎれ 幸せな振りをして歌う [00:39.05]もっと走れと言い聞かして 無謀にも そっと風上へ [00:42.86]来た道を一瞥 ゆとりは御免 四面楚歌 参戦に次ぐ one game [00:46.33]「山あり谷あり崖あり」 塵は積もってく [00:49.13]果てしない旅の途中で 街のはずれに立ち寄る [00:52.30]疲れた両足をそっと投げ出して 寝転ぶと 繰り返される浅い眠り [00:56.84]何度も同じあの横顔 何度も同じあの言葉を… [01:00.30]「生きてるだけで悲しいと思うのは私だけなの?」と [01:03.43]タバコの煙が宙をうねり 虚ろに消える きっとまだ力なき幼い日に [01:17.48]見なくていい悲しみを 見てきた君は今 [01:24.23]こらえなくていい涙を こらえて過ごしてる [01:31.64]ほんとのことだけで 生きてゆけるほど [01:38.45]僕らは強くないさ 強くなくていい いい? [01:47.65] [02:00.78]持ち上げた瞼 世界は春だ 桜色の風をかきわけて [02:04.48]遥か彼方へ向かう途中 この菜の花畑に君はいたのかな [02:08.67]この空に鳥の白いはばたきを 僕が探す間きっと [02:12.15]君は大地に耳を澄まし 蟻の黒い足音を探したんだろうな [02:17.86]ピエロのような仮面を剥いで 太陽に忘れられた丘に立ち [02:29.20]月の光を浴びて 深く息を吸う [02:36.20]皿の割れる音も 怒鳴り声もない世界 [02:43.26]温もりがなくたって 生きてはゆけるさ [02:50.22]だけど僕ら生きてるだけじゃ足りなくて [02:59.52] [03:15.58]芽吹く大地や 分厚い幹や 消え去る虹や 過ぎ去る日々や [03:29.69]夜空のスピカ 四季の不思議が 教えてくれた 真実を探し続ける僕らに [03:46.29]どこまで旅をしても 命の始まりは [03:53.32]生きて愛されたいと泣いた 一人の赤子 [04:00.28]ここではないどこかを 目指す理由とは [04:07.11]心ではないどこかに 答えはないと知るため