[00:00.760]溶け合った叢雲に 渦巻く宵の闇 [00:05.910]去り行く貴方は又 ねえ、香りだけ残して… [00:13.040] [00:22.720]誘って酔わされて 疑って躱されて [00:28.510]惚れこんだ弱みだって "人"で在る所為ね [00:34.080]怪し恋し万華鏡 覗く私が [00:40.130]何時の間に囚われた [00:43.210]貴方の深い闇で 只の星の一つ [00:48.710]永遠に醒めないよ [00:52.480]秋の風に霞む様な夢じゃないさ [00:59.360]儚いね、揺蕩って それ故又愛しく成って [01:05.880]貴方が何だろうとも [01:09.840]一時でもこうしてさ 触れ合えたら [01:16.680]廻り出す 空高く 私は光放とう [01:23.060]貴方の闇照らす様に [01:27.700] [01:37.680]締め切った襖から 滲む朝の光 [01:43.220]夜明けを待ってたくせに 目蓋で翳す [01:48.710]暗く閉じる万華鏡 其の果てし無さ [01:54.370]何時の間に望んでた [01:57.460]いっそ夜の奥まで転がり落ちてゆけ [02:02.860]何時迄も消えぬまま [02:06.460]其処に在る面影なら嘘じゃないさ [02:13.580]名を呼んで手招いて 例えば奈落の底だって [02:19.900]貴方と居れたならば [02:23.580]誰にも分りはしない 幸が在るの [02:30.420]包まれる 空深く 貴方に抱かれる様に [02:36.380]ねえ、もう二度と離さないで [02:41.870] [02:53.660]色香を纏う濡れた目は [02:57.670]何故今不意に揺れてたの [03:03.710]化けの皮剥いで 心を見せてよ [03:09.530]本当の貴方に、嗚呼、今触れた [03:16.040] [03:17.880]永遠に醒めないよ [03:21.920]秋の風に霞む様な夢じゃないさ [03:28.820]儚いね、揺蕩って それ故又愛しく成って [03:35.100]貴方が何だろうとも [03:38.760]何も構わないから 傍に居てよ [03:45.500]廻り出す 空高く 光が煌めいた [03:51.970]貴方の闇照らす様に [03:56.960]終わり無く廻り続ける空で 貴方と… [04:07.190]