[00:19.42]かわいた木枯らし そよそよと [00:24.17]かわいた木の葉は ひらひらと [00:29.04]相見[あいまみえる]日を 待ちながら [00:33.75]刻[とき]を数え歩く [00:37.96]綴る言の葉に 彩られ [00:43.36]紅く色めき 刹那に踊る [00:48.07]紅葉[くれは]一枚 手の平に滑り [00:55.09]語るは… [00:57.83]焼けた故郷に 別れを告げて [01:02.64]木の葉の手に引かれ 走り去る [01:07.31]未だ見ぬ未来への 不安など [01:12.22]感じる暇いとまなど ありもせず [01:32.58]かわいた木の葉は ひらひらと [01:36.32]かわいた木枯らし そよそよと [01:40.06]繋いだ手と手を 離さずに [01:43.73]刻[とき]を数え 翔ける [01:47.04]普[あまね]くヒトの命 背負い [01:51.20]その小さき手で 何を紡ぐ [01:55.02]ほんの微かな 綻[ほころ]びに [01:58.82]死ぬるこの世で [02:02.47]信ずる道を ただひたすらに [02:06.16]歩むお前の 支えとならん [02:09.76]紅[くれない]の剣[つるぎ]を 携[たずさ]えて [02:13.62]この身 木の葉と [02:15.77]吹かれて行こう [02:33.06]戦[そよ]ぐ 風となりて [02:36.56]数多[あまた]の 癒しとなり [02:40.11]生きとし生ける [02:42.46]この世の者への [02:44.45]追い風とならん [02:47.76]紅[くれない]、黄金[おうごん]に 彩られ [02:51.36]揺れる 樹々たち [02:53.37]横切りながら [02:55.18]枯れ葉 共に 道連れに [02:58.24]翔け抜ける 木の葉と [03:00.64]つがゐこがらし [03:02.59]擦[こす]れさざめく 木の葉と共に [03:06.34]翔ける 一陣の風と共に [03:09.99]留まる事なく 直[ひた]走る [03:13.84]かわいた唄と [03:15.64]つがゐこがらし