[00:00.000] 作词 : *Luna ,音はつき [00:01.000] 作曲 : *Luna [00:05.303] つまらない世界から抜け出して [00:09.857] 飽き飽きって 檻を蹴って 面白そうな方へ [00:14.602] [00:16.810] 「もしもし、湯本です。 [00:18.729] 大量に発注がありまして…手伝ってくれそうな人を紹介してもらえませんか? [00:23.742] はい。ありがとうございます」 [00:24.091] [00:24.121] 特には それが好きというわけでもなく 正義感とかもなく [00:28.996] 湧くものがそこにあったから ワクワクしたから [00:33.369] [00:33.707] 僕には 夢も野望も目標もなく 単純なことなんだ [00:38.730] ほら ただこぼさないようにだけ気をつければ良い [00:43.321] [00:43.660] 「源泉を380ml汲んで缶に入れます。蓋をしてこちらの製缶機にセットしハンドルをゆっくり回します。 [00:51.002] 製缶が確認できたらラベルを中央に貼ります。組み立てた箱に商品と説明書を入れテープを止めたら完成です」 [00:57.168] 「結構めんどくさいよね…あ、私エマ。美容師やってま~す」 [01:02.346] [01:02.665] 私の後ろをついて回るような 幼馴染の弟みたいなもんでさ [01:12.280] 皆と違うとか 好き嫌いが近いとか [01:16.787] どの輪にもいなかった二人は 僕たちは [01:21.092] [01:21.800] 惹かれ合う存在とか いなきゃだめだってわけじゃないけれど [01:30.284] [01:30.424] 僕ら透明な感動の在り処なら [01:35.715] 生まれた時からわかっていたのに [01:40.917] ノイズに塗れて かっこつけたくなって [01:45.929] 忘れないであの時の [01:49.611] 魔法の瞬間を [01:52.786] [02:14.391] カワイイを作れる 素敵だと思う [02:19.222] ”きっとこれが進む道” のめり込んでいった私を [02:24.470] 認めてくれる人 求めてくれる人がいる [02:28.769] 好きな仕事ができて幸せ? [02:33.353] [02:33.736] でも、もっと可愛くできるのに… [02:36.980] 本当はボブヘアに(こう)したいのに… [02:39.451] また笑いながら言うんだ [02:43.723] [02:45.882] 「とてもお似合いですよ」 [02:46.898] [02:48.843] あぁ 好きってなんだっけ [02:55.570] [02:57.017] 「そんな時にふと思い浮かぶのはあいつの顔だった。 [03:00.913] あいつに良いところを見せたくて頑張ってたんだった。 [03:04.438] 久しぶりに会えばあの時のことを思い出せる気がした」 [03:08.326] [03:08.414] 「よっす、久しぶり。最近どう?」 [03:11.892] 「最近温泉売ってる」 [03:13.713] 「え…なんで?」 [03:15.043] 「面白そうだったから」 [03:16.591] 「なにそれ。バカみたい」 [03:18.666] [03:19.386] あぁなんかバカみたいじゃない [03:22.829] ずっとつまらなくしていたのは 私だった [03:28.652] [03:28.881] さぁつまらない世界から抜け出して [03:34.059] 飽き飽きって 檻を蹴って 面白そうな方へ [03:40.796] [03:42.195] 本当の自分の在り方や [03:47.941] 消えない瞬間を信じたっていいよね? [03:52.983] ノイズをかき消すのは どんな遊びだろうか [03:58.118] 忘れないであの時の [04:01.923] いつだって [04:06.722] 魔法の瞬間を [04:09.965] [04:27.630] 「お二人とも、お手伝いいただきありがとうございました」 [04:30.158] 「ありがとうございました」 [04:31.086] 「いえいえ、楽しかったです!」 [04:32.994] 「僕も、ワクワクすること見つけられるかな」 [04:33.072] 「ねぇねぇ、ところで雫ちゃん。ちょっと髪触らせてよ」