[00:00.000] 作词 : 秋田ひろむ [00:01.000] 作曲 : 秋田ひろむ [00:05.81]どんな風景その目に映した [00:10.89]星が灯った最後の瞬き [00:16.08]諦観 それも今となりゃ野暮か [00:21.15]夜は暗い 誰も明かりを持たねば [00:27.28]誰も知らない 名付けられない [00:32.41]僕らの火花が 少し照らしたのは [00:37.16]干からびた土 焦げた瓦礫 [00:42.58]確かに笑った君の日々 [00:46.91]境界線の向こう側で [00:50.31]忘れさられ終わる定め [00:55.41]そう知りながら [00:57.72]屈服することを許さぬあの声は [01:02.84]かつての戦友か 己の心か [01:07.38]存在意義はいつだって自分以外 [01:13.45]例えば君 その声だけ [01:18.19]届く距離ならば 微かに灯る火を [01:23.36]僕は希望だって [01:25.91]呼べる気がしたんだ [01:38.15]こんな風景見たくはなかった [01:43.27]泣いた声を塞いだ泣き声 [01:48.41]「向こうは怖い」 [01:50.37]とでかい声がして [01:53.49]それが伝播して残響が人を刺した [01:59.49]善良を粗暴へ容易く変える [02:04.75]その一声は紛れない正義だ [02:09.59]惨い獣に姿を変えるのは [02:14.98]いつの時代も守るため [02:19.21]境界線の向こう側で [02:22.72]打ちのめされて 悲嘆に暮れて [02:27.90]それでも尚 [02:30.05]自分偽ることを咎めるあの声は [02:35.20]故郷の残像か 己の心か [02:39.82]存在意義はいつだって自分以外 [02:45.88]例えば君 その声だけ [02:50.66]届く距離ならば 微かに灯る火を [02:55.78]僕は希望だって [02:58.29]呼べる気がしたんだ [03:05.40]薄情な決断も 選び取った無謀も [03:10.51]屈した敗北も 妥協した選択肢も [03:15.62]こうならざるを得なかった [03:18.15]昨日を恨むから [03:20.77]次こそ選ぶんだ [03:23.44]僕が許せる僕を 今日を [03:46.37]境界線の向こう側で [03:49.98]足掻く人々 嘆く人々 [03:55.18]目にしながら [03:57.42]沈黙することを選択するならば [04:02.52]僕らは共犯者 人たりえたのか [04:07.03]存在価値はいつだって自分の中 [04:13.15]個々に宿る銘々の色 [04:17.90]胸に抱いたなら 微かに灯る火が [04:22.99]最後の星空とどこか似ていたんだ