[00:00.000] 作词 : 上北健 [00:00.641] 作曲 : 上北健 [00:01.282] [00:11.018]なんにも変わらないな。 [00:13.489]先を歩いた君が、青塗りの空に目、細ませ言った。 [00:21.243]湿る風で、長髪のほつれに思い出が香った。 [00:26.542]知らせることはできないけれど。 [00:30.796] [00:31.182]よかったこと、いやなこと、 [00:33.672]押しつけてしまうには綺麗すぎたんだろう。 [00:38.659]君の足が止まる。 [00:41.226]抱えたまま行くのね、と唇に朱(あか)がさした。 [00:46.641]ふさぐことはできないけれど。 [00:50.818] [00:51.923]戻ってくれたなら……。 [00:55.430] [00:55.676]どんなに未熟な心さらけ出しても、 [01:00.599]それでも君がいいよと、笑ってるから。 [01:05.587]とりとめのない思いも、また話してみてよ。 [01:10.541]君のいられる明日が来るまで。 [01:16.247] [01:17.544]夏葉の影にひとり、隠れこむようにして、 [01:22.356]いっそのことこうして浮かびあがらないでいいと、 [01:27.505]うつむいた瞳の色、あの頃からも変わらなかった。 [01:32.739]嬉しくなったのは秘密にしよう。 [01:36.895] [01:37.250]使い古しの気持ちに名前をあげようとして、 [01:42.404]振り向いた君を燃やす陽ざし束。 [01:47.467]おねがいよ。消してしまわないで。 [01:50.134]火の粉(こな)にされては悲しいよ。 [01:52.713]名のないそれだって君のもの。 [01:56.813] [01:58.143]戻せたとしたなら……。 [02:01.944] [02:02.054]どんなに未熟な心さらけ出しても、 [02:06.671]それでも君がいいよと、笑ってるから。 [02:11.981]腫れてしまった傷口が癒えるまで、 [02:16.735]休んでいってもかまわないよ。 [02:22.299] [02:40.700]今はもう私、そこにいないけれど、 [02:45.654]姿の違う君でも君だとわかってるよ。 [02:50.622]たくさんを乗り越えて来たんだろう? [02:55.593]わかるよ。わかっていたいよ。 [03:00.609] [03:01.025]どんなに未熟な心さらけ出しても、 [03:05.570]それでも君がいいよと、笑ってるから。 [03:10.436]とりとめのない思いも、また話してみてよ。 [03:15.472]君のいられる明日が来るまで。 [03:23.575] [03:23.963]あなた失っていた日々が [03:24.968]明日が来るまで。 [03:26.461]波が揺れたあいだ 見えた [03:31.384]いつかふたたびの待ち人 さよなら [03:36.939]わたしは明日へ行くから [03:42.974]