[00:00.000] 作词 : 野田洋次郎 [00:00.040] 作曲 : 野田洋次郎 [00:00.81] 運命はどこからともなく やってきてこの頬かすめる [00:13.45] 触れられたら最後 抗うことさえできないと知りながら [00:26.63] 傷だらけで川を上ってく あの魚たちのように [00:38.50] 私たちに残されたもがき方など いくつもなくて [00:54.46] 夢だけじゃ生きてゆけないからと かき集めた現実も [01:06.82] 今じゃもう錆びつき私の中 硬く鈍く沈んだまま [01:19.26] でもね せめて これくらいは持っていても ねぇいいでしょう? [01:31.74] 大それた希望なんかじゃなく 誰も気づかないほどの 小さな光 [02:00.54] 悲しみは 何気ない顔で こちらを見るだけ 何も言わず [02:12.77] 鏡のように 私の心が傾く方角を 知りたげに [02:25.32] 涙も 言葉も 笑いも 嗚咽も 出ないような心 [02:37.90] 人はいまだ 名前もつけられずに 泳がし続ける [02:53.46] 「夢だけじゃ生きてゆけないから」と 名も知らぬ誰かの言葉に [03:06.06] どれだけ心を浸そうとも 私の眼をじっと 見続ける姿 [03:26.17] 私の夢がどっかで 迷子になっても [03:31.42] 「こっちだよ」ってわかる くらいの光になるよ [03:37.86] 土の果てた荒野で 人は何を見るだろう [03:44.17] 誰よりも「ここだよ」と一番輝く星を [03:49.93] きっと見上げて 次の運命を その手で [04:00.79] 手繰るだろう