[00:10.86]狐火が灯る頃宵闇 [00:13.52]妖艶に口ずさむ旋律 [00:16.73]言わないで 往かないで [00:18.83]先に伸ばした指が空を切る [00:22.09]焱を求めるは [00:32.53]迷い道の遊びを 紡いでく [00:43.58]ひらひらと 恋が舞い散る [00:48.70]百年 夜行私を連れて [00:54.43]はらはらと 涙流れる [00:59.41]月は 嘆く嗚呼 [01:11.47]浮世に溺れたり沈んだり [01:14.12]はたまた浮かび上がってみては [01:17.43]うわべだけ 戯言を [01:19.52]仮に其れを罪と呼びましょう [01:22.70]割れたお面の 狐が笑う [01:33.21]早くつかまえてよ、と 悪戯に [01:44.20]君と魅た 夢が舞い散る [01:49.39]呼吸を 忘れるほど切なく [01:55.05]罰ならば 甘んじましょう [02:00.11]愛と呼べる嗚呼 [02:17.65]其の髪を頬を唇を [02:20.41]なぞることは赦されないの [02:23.09]もう一度声を聴かせてと 願わくば [02:28.95]ひらひらと 恋が舞い散る [02:33.89]百年 夜行私を連れて [02:39.59]ゆかしかり 骸を越えて [02:44.70]鬼は 嘆く 嗚呼 [02:50.32]君がため 惜しからざりし [02:55.46]命を 捧ぐことも厭わず [03:01.19]鬼たちよ 叶わぬならば [03:06.23]供に 堕ちましょう