コレクター 冬におかえりを告げるとき またひとつ魔法から解かれていく 長く延びた髪にはさみを入れても 過ぎさった日々は還らないのさ 失う事に慣れてしまいそう 僕は世界に必要?いらないさ、僕が世界を必要としている 誰も知らない未来を見せてくれ 心臓が音を立てるうちは 愛されることを望みます そこの見知らぬ誰かさんももれなく 愛されている、いつも誰かに 本当の意味を見失いそう 僕に世界は必要?いらないさ、世界が僕を必要としている 落ちた林檎でも未来は備わってる 魔法はすでに解けているのさ 少年は正義のヒーロー、少女はお姫様の魔法にかけられていた 僕はただの少年、君はただの少女、大人になっただけの 失いながら今を得ているの? いいえ かけがえのない過去を集めている