Rubellite 深淵に光る 紅色の欠片 また歪んで 瞬いて 咲いて散るまで 煌めきはまるで 懐かしい色 懷かしい香り 青ざめた夜に 深紅の velvet 時間よ止まれ 舞い散る紅を 抱きしめたまま 踊る君は 美しかった 輝いていた 哀しいほどに 冷たい紅に 縛られたまま 歌う君を 守りたかった 許されるなら 愛したかった 楽園に眠る 紅色の時間 また歪めて 誤魔化して 咲いた徒花 過ちはまるで 悩ましい色 忌まわしい契り 逃げ出した夜の 深紅は imitation 時間よ止まれ 砕けた紅を 遊ばせたまま 彷徨う僕は 帰れなかった それでよかった 幸せだった 眩しい紅に 囚われたまま 沈む僕は ただ欲しがった 許されるなら 愛したかった 後悔はまるで 懐かしい色 懐かしい香り 響かせて 夜に 深紅の septet 時間よ止まれ 舞い散る紅を 抱きしめたまま 踊る君は 美しかった 輝いていた 哀しいほどに 冷たい紅に 縛られたまま 歌う君を 守りたかった 許されるなら 愛したかった 重ねた 時間だけが 哀しくただ消えてゆく 時間を 凍らせても 近づけないと知っていたのに どうしてなの 止められない もう 止められない