[00:29.445]華と散る夜話 [00:31.699]唐衣召す たまゆらの [00:34.449]伽羅 ひたひたと [00:37.203]南蛮の娘 来たれり [00:40.198]~妄想 up gets 埋葬!~ [00:41.949]~鵺、弐 淨 赫赫 舞僧!~ [00:48.450]笹の葉の影 叢雲と朧月夜を [00:53.455]げに万紅の 朱塗りの浮船 でいく [00:58.703]花開く音の慟哭 [01:01.699]鳥が語る無常の形相 [01:03.951]風の舞いの誇らしさに [01:06.203]月が捻じれて朱雀へ [01:16.700]嗚呼、只、祈り願へよ [01:25.697]儚き定め 個の無常を [01:36.204]今宵は 皐月のまにまに [01:45.201]傍らに君、叶わぬ夢幻 [01:57.449]-良い嬰児 椰々 先制に一手 夜路- [02:05.449]胚 [02:26.127]あちぎなしとて せせら笑ふ鴉夜叉と [02:30.633]あなやと暮れる 犬 猫は さすがなり [02:35.125]天津の雨いたう降りし [02:37.621]人の問いを露と答え [02:39.876]唐木たてまつる其方の [02:42.371]草紙 いわけなし 嘘言 [02:45.121]嗚呼、在りし日の時雨 [02:53.378]とめどなく降る 眼に [03:02.129]今宵は、月こまやかなり [03:12.127]其の姿には 情さえ にほふ [03:27.126]嗚呼、只、祈り願えよ [03:34.626]果敢無く惑ふ げに夕日に [03:40.628]其の夢は 御伽のまにまに [03:50.625]攫われていく 叶わぬ余、囮なり [04:01.631]-良い嬰児 椰々 先制に一手 夜路-