[00:20.06]月影も届かない 白く深い森を行く [00:29.73]落ちていく雫に 追憶を映しながら [00:39.51]星屑を溶かしたランプが 私の影を揺らし [00:49.08]聞こえない言葉は いつか虚空に消えていく [00:59.17]移ろう時を歩んで 縺れた糸を解いていこう [01:08.78]滲む文字が記したもの たった一つの記憶 [01:17.72]透き通る水鏡 華やぐ幻想を映し [01:27.54]蒼い羽根さえも 閉じ込めてしまうの? [01:57.01]枯れ草を踏みしめ 重い霧の森を行く [02:06.57]黄昏を浮かべた 羅針の示した方へ [02:16.40]いくつも時を刻んで 幾度もこの手を伸ばしながら [02:26.03]涙の果て願ったのは たった一つの記憶 [02:35.66]過ぎ去った街明かり 行き交う人々が笑う [02:45.29]二度と戻れない 声が私を呼ぶ [03:16.24]光の中に眠る 無数の煌めく願いは [03:26.41]淡く輝いて 水に溶けていくの [03:45.70]透き通る水鏡 あの日の空を映してよ [03:50.70]蒼い幻想なら もういらないから