世界中に花束を Live at 渋谷公会堂 作词 : THE BACK HORN 作曲 : THE BACK HORN 何故だろう何もないな あんなに欲しかったのに あるのは寂しさと 霞がかった空だけ 生きるのは 簡単なことではないけれど 辛いだけでもないだろう ひと気のない明け方の街を 歩くのが好きだった 世界中に花束を 太陽が昇るその前に 光や笑顔や喜びに 隠されてしまうその前に 不思議だな憧れや夢は 近づけば近づくほど 遠ざかってゆくようだ 消えてしまいそうなほどに 僕は今無力だ あの空では ずっと消えない悲しみが もういいよと嘆いてる 軽はずみな言葉はやめて 全ての人におやすみ 世界中に花束を 生まれ変われるその前に 今日だけの悲しみに さよならを告げて手を振るよ 何もかもみんな もともとは一つだったのか 儚く揺れながら 消えてしまうほどに 確かに僕はここにいるから 悲しみにまみれたくないんだよ まだ夢は叶えたくないんだよ 神様になりたい訳じゃないんだよ また君に会いたくなるんだよ 今心の扉を開いてゆくのさ 眠れる孤独を連れたまま 心臓は動くのさ 世界も動いているのさ 誰にも邪魔されることなく 朝と昼と夜と光と影と僕と その間で奏でている おどけて笑ってよ 忘れはしないだろう ずっとずっと走り続けてゆく 世界中に花束を 太陽が昇るその前に 光や笑顔や喜びに 隠されてしまうその前に 世界中に花束を 生まれ変われるその前に 今日だけの悲しみに さよならを告げて手を振るよ 僕ら何処へ行く 何処へ行っても また此処に帰るだろう