[00:30.980]終わりかけた夏の日の [00:36.500]どこか急かすような [00:41.991]切ないにおいは君のこと [00:47.505]想うには充分すぎるから [00:53.662]日焼けの指輪の跡が ほら [01:03.874]勿忘草が 夕風に揺れ [01:09.363]まだ なまぬるい記憶運ぶ [01:14.894]花言葉はね「忘れないで」だと [01:20.666]教えてくれたのは君だよ [01:36.906]空に浮かんでいるのは [01:41.989]途切れ 途切れた雲で [01:47.425]幾度と駆け抜けてきた [01:52.860]季節がまた手を振っているよう [01:58.338]まだこんなにも蒸し暑いのに [02:03.713]湿っけた花火を横目にして [02:09.320]背を向けていく セピアに染めてく [02:14.770]深く息すればきゅんとするの [02:47.742]鮮明に映る 日々の途中に [02:53.04]落としてきたものは何? [02:58.789]気づかないくらい 気づけないくらいに [03:04.229]心高鳴っていたんだ [03:09.224]もう勿忘草が 夕風に揺れ [03:14.867]次の季節を運んできた [03:20.310]あともう少し もう少しだけ [03:25.627]あたしのことを包んでいてほしい [03:37.993]おわり