[00:00.000] 作词 : 小渕健太郎 [00:01.000] 作曲 : 小渕健太郎 [00:30.73]真夜中のアスファルトから沸き上がる、 [00:33.86]生乾きの夜風が、 [00:37.48]夏を名残惜しむ様に、 [00:39.90]袖口を泳ぎまわってる。 [00:44.67]賑やかに幕を閉じた飲み会のあと、 [00:47.68]忍び込んだグラウンド。 [00:51.02]輪になって腰を下ろした、 [00:54.44]お決まりの顔ぶれ。 [01:02.90]飲み足りないやつは缶ビールを、 [01:05.73]忙しいやつは携帯を片手に、 [01:09.36]大したオチも期待できない様な、 [01:12.55]話題を繰り返す。 [01:16.14]途切れる事の無い笑い声と、 [01:19.08]変らない話し言葉に、 [01:22.57]心がほどけて、遠い記憶の中へと連れてゆく。。 [01:29.70]あの頃は、迷ったり、 [01:32.36]考える暇さえも邪魔臭くて、 [01:36.13]みんなでいれば、 [01:37.96]何だって出来る様な気がしていた。 [01:43.12]どこへでも行って、やるだけやって、 [01:46.40]時々、バカを見て。。 [01:49.64]そうさ、分かっていても、それでも、 [01:52.80]僕等を止めるものなど何も無かった。 [02:09.96]夢中で追い求めていたものが、 [02:13.03]青春だったとするなら。 [02:16.50]そんなもの、これっぽちも見えた事など無かった。 [02:23.17]時が過ぎて、今、ページを戻し、 [02:26.19]少しづつ読み返す。 [02:29.73]ボロボロの日記をめくるような、 [02:32.93]このもどかしい気持ち。これも青春。 [02:42.03]幾つかの恋もした。それと同じだけのサヨナラも。 [02:48.02]今、遠く斜向かい、ひざを抱え座ってる、 [02:51.98]たしか、君にもね。。 [02:54.97]手渡したオレンジ色の花火の光、 [02:58.23]君薬指にキラリ。 [03:01.25]細々と、燻っていた恋の火も、 [03:04.88]バケツの中でシュッと消えた。 [03:08.28]色んな事があったよね。 [03:11.16]主役の居ない映画のような日々さ。 [03:14.98]あの日だってそう、お前が俺の身代わりになって、 [03:21.63]あいつの為、みんなで謝って、 [03:25.61]結局、なにもかもダメで、 [03:28.10]全部、振り出しに戻って、また、 [03:31.73]朝まで笑って、少しだけ泣いた。 [04:01.88]にわかに近頃、大人になったような気がする、 [04:05.74]自分に嫌気がさす。 [04:08.57]本当に大切な事がなんなのか? [04:12.03]まじめに考えてたりする。 [04:15.78]カッコつけていう訳じゃないけど、 [04:19.15]ちゃんと生きていかなくちゃね。 [04:22.59]お前みたいに、 [04:24.29]カッコ悪くてもちゃんと輝いていなくちゃね。 [04:31.33]芝生の熱で温もった缶ビールを、 [04:34.40]一気にあけながらお前、 [04:37.74]こぼれそうな星空を見上げたまま、 [04:41.00]涙を拭いていた。 [04:44.52]お前とは、今日まで秘密無く、 [04:47.93]何だって話してきたけれど、 [04:50.85]どうしてか、どうしてか、 [04:54.48]何も聴けなかった。。 [04:57.86]男には色々あるんだ、 [05:01.06]どこまでも孤独だから。 [05:04.27]まだまだ、越えて行かなくちゃいけない壁が沢山、 [05:09.92]待ってる。 [05:11.52]でも、その向こう側を見た時、 [05:14.64]何もかも忘れる生き物さ。 [05:17.85]そして、また新しい光に向かって、 [05:22.01]性懲りも無く、歩き出して行くんだ。 [05:25.31]Feel easy just seeing you sometimes. [05:31.59]Feel comfy just being with you some time. [05:38.58]Only a few minutes are enough to [05:45.34]bring us back those good old days. [05:52.07]Feel easy just seeing you sometimes. [05:58.13]Feel comfy just being with you some time. [06:05.20]Only a few minutes are enough to [06:11.90]bring us back those good old days. [06:18.40]Feel easy just seeing you sometimes. [06:25.15]Feel comfy just being with you some time. [06:31.68]Only a few minutes are enough to [06:38.71]bring us back those good old days. [06:45.61]Feel easy just seeing you sometimes. [06:51.49]Feel comfy just being with you some time. [06:58.29]Only a few minutes are enough to [07:05.19]bring us back those good old days. [07:15.11]明日、仕事だからと、一人、 [07:17.54]また一人と芝を払い立ち上がる、 [07:21.40]夜明けの雲の隙間に張り付いた、 [07:24.75]朝星を見上げながら。 [07:28.06]この街を離れてから今日まで、 [07:31.01]心の何処かに空いていた穴を、 [07:34.89]すっかり埋められたよ。また、 [07:39.00]いつか帰るよ。 [07:43.61]元気で.元気で.