she doesn't wake up 一握の星見えぬ山路 暗き路を往く 湖面の中に月が浮かぶ 「此処は何処。」と問う 「其処は幻、境目の淵」 朧な月 嘲り笑う 幻想の地の上 二人彷徨い歩く 境目は未だ見えず 月無き空 桜舞う地の上 二人月が照らす 境目を映す月 静かに微笑み湛え 幻想の地の果て 二人夢は終わる 栄えたる町の夜 星は瞬く