[00:11.01] [00:12.76]雨玉の中紛れた 光の粒が奇麗で泣きそうだった [00:25.36]バス停の側 しゃがんで広げた指の隙間を通り過ぎた [00:37.80] [00:38.14]懐かしいなんて思う程 時間は過ぎていないけど [00:44.12]スカートの裾を掴んで 聴こえない振りをして塞いだ「ごめんね。」 [00:53.10] [00:53.55]覗き込んだ筒の奥 散らばるホログラム [00:59.85]目にした覚えの無い 淡いグラデーション [01:06.16]無限に伸びてゆく しろくろホログラム [01:12.40]出口の無い道の 先をまだ探している [01:21.16] [01:24.95]改札を出て叫んだ 言葉が距離を埋めることはなくて [01:37.49]マフラーに顔を隠して 閉じた瞳の中で泳ぎ続けた [01:49.74] [01:50.17]もう一度逢える気がして 捨てる事ができなかった [01:56.25]手紙を知らない空に 置き去りにしてそっと呟いた「ごめんね。」 [02:05.32] [02:05.76]窓の外 乱反射 消えないホログラム [02:11.96]涙越しに視える 街はイミテーション [02:18.25]素直になれなくて 痛いよホログラム [02:24.58]通り過ぎたはずの 日々をまだ夢見ている [02:31.53] [02:31.97]傘を並べて当てもなく過ごして [02:37.21]雨の下 歪な足跡を辿った [02:43.07]誰も知らない 二人だけの時間 [02:49.23]想いだけが光のように 透過してるよ [02:57.21] [02:57.72]二つ前の季節に 今更戻れない [03:03.83]振り返るはずもない 違うレールを進む背中に「サヨナラ。」 [03:13.54] [03:14.14]声にならない声 溢れるホログラム [03:20.17]今になって気付いた 淡いグラデーション [03:26.48]無限に伸びてゆく しろくろホログラム [03:32.77]出口の無い道の 先をまだ探している [03:42.20]君の手を探している [03:47.54]