[00:41.626]揺れる群青 転がる手毬 ほら [00:55.523]軋む扉に 放つ火の影 まだ [01:09.786]息を殺し潜む 有情の [01:15.376]欲望は朱に染まった [01:22.011]狂わせる想いを 灼きつけた刹那を [01:28.673]手にしたまま悦びに変えて [01:35.830]堕ちてゆく躯体が眠りにつく前に [01:42.491]流す涙も乾くだろう [02:13.290]歪む鐵線 響きあう鬨 さあ [02:27.814]嘲笑うも 姿見せぬと [02:33.169]叫ぶ声 慄える部屋 [02:40.013]撰び執る宿命(さだめ)も 閉じた途の先も [02:46.622]渦巻く混沌に流されて [02:53.832]掻き毟る喉から滲む血の色など [03:00.441]誰も忘れてしまうだろう [03:33.433]狂わせる想いを 灼きつけた刹那を [03:40.277]手にした悦びは夢幻(まぼろし) [03:47.487]腐(お)ちてゆく躯体に気がついた頃には [03:54.122]心も虚と化すだろう [04:01.280]撰び執る宿命(さだめ)は [04:04.519]渦巻く混沌に流されて [04:11.729]月が照らしたのは 無垢なままの記憶 [04:18.390]瞬き消えてゆくのだろう