[00:19.73]白濁の闇を裂き [00:24.47]極彩に濡れる私の傷を [00:29.23]抉るとき君の指は [00:33.74]ぬくもりの冷たさを知るだろう [00:38.67]泥のなかに咲いた花を [00:43.38]踏む足跡にさえも [00:47.63]縋りつきたいくらい [00:52.29]寂しい心わかる [01:00.44]太陽の揺籠は [01:05.12]私たちの目を眩ませつづけ [01:10.02]破れそうな月光の皮膜に [01:14.59]籠もることを安らぎとしたけど [01:19.42]火炙りの炎が常に [01:24.13]皮膚の上で踊っている [01:28.90]生まれただけで [01:33.02]罪を負ったように [01:41.06]さあ唾を吐いて [01:43.42]罵るがいいわ [01:45.80]汚された顔でさえ [01:48.20]微笑むこの私を [01:50.65]愚かだと云って [01:52.95]嗤って欲しいの [01:55.41]畏れなど何もない [01:57.80]メシアの王のように [02:00.17]溺れてゆく手首を掴んで [02:04.94]唱えて悔い改めよと [02:22.13]皹割れた鏡ほど [02:26.84]多くの燦めき鏤め纏う [02:31.65]真実の醜さは [02:36.15]もう暴かれる前にわかってる [02:40.98]なのに恋というものだけは [02:45.75]真っ直ぐ届けたいと願うけど [02:51.27]純粋なのは奈落向かう方よ [03:02.72]さあ声を出して [03:04.98]絶叫すればいいわ [03:07.38]その瞬間に世界が [03:09.82]終わってくかのように [03:12.21]綺麗だと云って [03:14.60]最後だと伝えて [03:16.97]崩れ落ちる私を [03:19.30]君の肉体で葬って [03:21.75]ふたりの死に舞い散る [03:25.43]天使の翼の灰いろの骨 [03:52.99]さあ唾を吐いて [03:55.33]罵るがいいわ [03:57.71]汚された顔でさえ [04:00.10]微笑むこの私を [04:02.49]さあ声を上げて [04:04.86]絶叫すればいいわ [04:07.24]この瞬間に世界が [04:09.63]再生されてくように [04:12.05]沈んでゆく足首掴んで [04:16.91]教えて光を見よと