[00:18.66]夜更けに満ちる 嵐の雨の [00:25.45]たった一滴に [00:27.87]選び取られて やがて射貫かれて [00:35.90]波紋立つ一点 [00:40.15]守れる囲いは 影を曳いて広がる [00:49.33]生きてこれまで 地を踏み足は [01:05.70]歩んだと言えるか [01:08.96]何に当たって 誰にぶつかって [01:15.98]自由を失い [01:20.79]手にした重みは 風が語る幻 [01:30.74]人はどうしても [01:35.87]出会わずにいられぬ [01:41.15]いつか 呪わしい己の姿と [01:45.73]顔を覆うほどの [01:52.66] [02:13.02]生まれる朝のひかりはすべて [02:18.91]死からこぼれてくる [02:23.82]だからこの眼は 見えざる向こうの [02:29.87]眩しさを知っている [02:34.50]涙は気づかぬ振りの為に [02:44.50]溢れた [02:47.32]人はどうしても求めずにいられぬ [02:57.40]この世にありき [02:59.96]美しい美しいものを [03:04.21]密やかに [03:07.42]甘く深く長らう息止まろうが [03:17.55]神へ捧ぐ信仰に似た [03:24.05]厳かな苦しさを [03:30.14] [03:49.46]けれど時として悟らずにいられる [04:00.68]いつか 呪わしい己の姿と [04:05.76]映し重なった [04:12.39]甘い深い微笑を持つ分身の [04:22.26]神と悪を讃え合った [04:29.20]底知れぬ 魂を [04:35.55]