愛の旋律[しるべのうた] 作词 : 凋叶棕 作曲 : 凋叶棕 じゃあ!これはどうかな~ 自分の求めるものを貫いた しるべのうた その目を覗くだけでわかるわ。 此処で潰えてしまいたいでしょう? 私も供に逝ってしまいたいの。 ——哀れな虚構の虜囚達。 何者も愛せない。 全て消えてく不確実さに。 しるべよ、身を寄せ奏でる音に全て捧げ——愛を奏でようとして。 けれど、その響きには。 何かが足りないと。わかってしまっている。 「旋律」以外の何も 私はきっと愛せないのに——。 愛の旋律を知りたい。 “戸惑いに盲た音色”を。 もし愛を知らずには、奏でられないのなら——。 それを想っては、身を投げ遣る。 しるべよ、確かなものなどないから寄り合うの——そんな理屈でいいの? ——これで、愛さえ知ることが。 適うのならばと。たとえ偽りでさえ… 貴方の愛を簒奪めるそのために——この身よ。 あなたに教えられることなんて、無い。ただ、想い貴く旋律を—— しるべよ、そう、この目を覗いた鏡写しの——真の、偽愛の旋律。 いつか、これも虚構であると予感を盲いて。戸惑いに揺れながら。 嗚呼、こんな不確かな思いを人は——しるべと、するのね。