[00:10.88]狐火が灯る頃宵闇 [00:13.70]妖艶に口ずさむ旋律 [00:16.52]言わないで 往かないで [00:18.94]先に伸ばした指が空を切る [00:22.03]焱を求めるは  [00:27.57]こちらへどうぞ [00:32.41]迷い道の遊びを 紡いでく [00:43.20]ひらひらと 恋が舞い散る [00:48.44]百年 夜行私を連れて [00:54.18]はらはらと 涙流れる [00:59.38]月は 嘆く嗚呼 [01:11.59]浮世に溺れたり沈んだり [01:14.35]はたまた浮かび上がってみては [01:17.21]うわべだけ 戯言を [01:19.76]仮に其れを罪と呼びましょう [01:22.61]割れたお面の 狐が笑う [01:33.03]早くつかまえてよ、と 悪戯に [01:43.87]君と魅た 夢が舞い散る [01:49.23]呼吸を 忘れるほど切なく [01:54.94]罰ならば 甘んじましょう [02:00.01]愛と呼べる嗚呼 [02:17.64]其の髪を頬を唇を [02:20.23]なぞることは赦されないの [02:22.99]もう一度声を聴かせてと 願わくば [02:28.90]ひらひらと 恋が舞い散る [02:33.49]百年 夜行私を連れて [02:39.07]ゆかしかり 骸を越えて [02:44.29]鬼は 嘆く 嗚呼 [02:49.74]君がため 惜しからざりし [02:54.96]命を 捧ぐことも厭わず [03:00.56]鬼たちよ 叶わぬならば [03:05.87]供に 堕ちましょう