I still remember 波打(なみう)ち際(ぎわ)を ひとりきり すべる太陽(たいよう)に ホテル(hotel)の午後(ごご)は ひとけもなくて 時間(とき)だけが 流(なが)れてる 無言(むごん)で切(き)った電話(でんわ)に 私(わたし)だと気付(きづ)くわ そう願(ねが)いをかけて あなたの連絡(れんらく) どこかで待(ま)ってた I still remember どうして愛(あい)は この胸(むね)ひき裂(さ)くの 優(やさ)しい言葉(ことば)で別(わか)れを告(つ)げた あなたはずるい人(ひと) ああ どんなにあなたを呼(よ)んでも 風(かぜ)に消(き)えてゆくのね 二人(ふたり)はもどれない道(みち)を ただ 步(ある)いてゆくだけなの 出合(であ)って二年(にねん)の月日(つきひ)は 長(なが)くて短(みじか)かった 終(お)わってしまえば花火(はなび)のようね 夜空(よぞら)に夢見(ゆめみ)て 今頃(いまごろ)あなたの横(よこ)には 私(わたし)よりやさしい 彼女(かのじょ)がいると 想像(そうぞう)が先走(さきばし)る 確(たし)かめたいけど あなたと過(す)ごした 楽(たの)しい想(おも)い出(で)ばかりが 浮(う)かんでは心(こころ)をかき乱(みだ)すの 愛(あい)はいじわる 思(おも)いは屆(とど)かない 二人(ふたり)はもどること 知(し)らずに ここから步(ある)いて行(ゆ)くのね あなたを呼(よ)んでも