翼 いつでもどこかに行かれるよう 身軽でいたいと 自分の存在しない世界 ずっと考えていた 心解き放って あたりを見渡したなら 「失う」不安は あやふやな未来 巣箱 ここがきっと帰るところ 待ってる人がいる 翼たたんで 今 心安らぐ 居場所を手に入れた そう思っていいでしょう? いつでもみんなと違うような 気がしていたけれど 自分で知らずに見えない壁 作っていたのかも 少し高い場所にのぼって 下を見たなら 世界はただ広く 人間は小さい 砂漠、海を超えて飛んでいこう この目で確かめに きっと 国と国を分かつ線など 空からは見えない 野ばら 一輪だけ摘んで帰ろう 待ってる人のため 翼休めたなら身体寄せあい 雨をやり過ごそう 大きな空 鳥が飛ぶよ 力のある限り 翼 帰る場所がここにあるから きっと大丈夫 うなずいてくれるでしょう?