[00:45.79]雨、悪戯に降りつぐ雪の欠片が [00:56.25]「待って」誘うように袂を掠めてゆく [01:06.77]恋、手繰る糸 行方も宛の無い儘 [01:17.53]そっと水底へ沈めた瑠璃の雫 [01:27.82][01:47.10][02:18.93][02:41.47][03:44.17][04:42.98] [01:28.23]塞いだ両目は意識と離れて [01:32.99]無邪気に未来を夢見ている [01:37.54]遺した心が孤独に怯え [01:42.06]やがて黄泉に帰る [01:47.74]茨の檻で悼みを抱いた [01:53.51]惑う頼りない瞳に [01:58.15]煌く白が鍵を閉ざして [02:04.62]遠く連れ出してくれるなら… [02:11.26]空へ 溶けて 滲む [02:21.03]もう、見向かれぬ姿は夜影に灯盗り [02:31.59]声、射抜くように戦慄く月の迷子 [03:22.90]重ねた小指は 何時しか逸れて [03:33.48]歪な音色が 零れて翳んで [03:45.89]この慟哭、 [03:49.34]この旋律に、 [03:52.67]煌く意志を刻む術が在るのならば [03:59.81]小さき者へ光を注ぐ [04:05.87]路に咲き誇る花と生る [04:13.98]煌く城が遠く連れ出してくれるなら [04:24.82]光を注ぐ路に咲き誇る花と生る [04:34.29]空が 溶けて 揺らぐ