願いが叶う場所 だからまたひとつ忘れた 花ふく春の朝 欠けたプリズム越しの空 触れてたいだけ願ってたいだけ 気付かない振りで笑ってた 悲しい夏の夢 溶け出して隙間を埋めた 夢また夢 願ってたのは よせてかえして君の側 静かな秋の唄 いまは小さな虫だけが 息潜めて耳すますだけ 夕闇に呑まれ手放さぬようにと 走るオリオン追い越して 最後に冬が行く 春まで続く坂道で 触れてただけ願ってただけ 願ってただけ 願ってただけ