[00:00.000] 作词 : 凋叶棕 [00:01.000] 作曲 : ZUN [00:53.08] [00:54.42]どうか、もう私を [00:58.08]独りにしてください。 [01:02.06]もう何も私には [01:04.50]わからないのですから。 [01:08.81] [01:09.11]どうか、もう私を [01:12.54]放っておいてください。 [01:16.68]もう何も私には [01:19.09]聞こえないのですから。 [01:24.28] [01:27.86] [01:31.04]心の瞳が閉ざされてしまったとき、 [01:38.62]あの子がとても遠くに [01:41.82]見えてしまいました。 [01:45.47] [01:45.77]こんな声(よわいもの)に縋るしかない、 [01:51.67]自分が本当に悔しくてなりませんでした。 [01:59.93] [02:00.48]それでも、わずかな意思でも [02:05.71]感じられることだけが、 [02:09.40]わずかな救いだったのに。 [02:13.45] [02:13.62]ああ、 [02:14.57]それさえももう、 [02:17.14]聞こえない。 [02:18.48] [02:18.62] [02:18.74]絶望に満ちた [02:22.38]鳴り止まぬ絶叫 [02:26.04]その主は他ならぬ私だったと [02:31.45]気付くことさえ [02:33.47] [02:33.62]ただ耳を塞ぎ [02:37.06]ただ眼を覆い [02:40.70]立ち尽くす私には [02:43.80]到底出来ぬことでした [02:48.47] [02:49.45] [02:49.86]帯びる悲劇の色濃く [02:53.46]その姿はただ力なく [02:57.17]呼びかける声響く [03:00.62] [03:00.87]遥か、遠く。 [03:04.73] [03:04.91]いうなればひとつの [03:07.97]愛の結論(こたえ)たる破局(カタストロフ) [03:11.82]避け難き終幕(フィナーレ)を迎えただけ [03:19.17] [03:19.29] [03:19.60]あの子なりの [03:21.48]アイなのでしょう [03:23.32]あの子の全てを賭した [03:27.45]アイの形だったのでしょう [03:34.25] [03:35.14] [03:36.22]止め処なく流れる涙 [03:39.53]いつか枯れ果て遣ったのは [03:43.44]脳裏に響く叫び声 [03:46.89]忌まわしき瞳が映し出す愛の想起(むいしきのリフレイン) [03:55.62] [03:55.75] [03:55.77]もう誰の声も [03:59.46]聞きたくないと [04:03.20]全てから眼を背けた [04:06.58]私がそうして手に入れたものは [04:10.54] [04:10.76]絶望さえ [04:14.08]忘れるほどの [04:17.83]—いっそ、幸せを感じるほどの [04:22.16]静寂でした。 [04:24.95] [04:25.07] [04:25.12]笑っていて と。 [04:28.75]幸せでいて と。 [04:32.46]あの子がそう望んだのだから、 [04:36.49]私は応えたいのです。 [04:39.84] [04:39.96]そう、皆様。 [04:43.27]私は幸せです。 [04:47.16]独りきりでも、 [04:49.38]私は永久に笑顔で居続けます。 [04:56.51]