[00:00.000] 作词 : 凋叶棕 [00:01.000] 作曲 : ZUN [01:02.45] [01:02.46]ひとつめは、魔道書。 [01:05.67]全てはここから始まるの。 [01:12.31]それも一つの物語。 [01:14.70] [01:15.56]ふたつめは、童語。 [01:18.92]書き人知らずでも、不思議ね。 [01:22.84]不意に人を惹き付けるものがあるのよね。 [01:31.24] [01:32.22]みっつめは、新聞紙。 [01:35.45]偽りの無い読み物など [01:42.17]けして面白くないじゃない。 [01:44.82] [01:45.27]よっつめは、絵本。 [01:48.70]拙いものだろうと、素敵ね。 [01:52.64]愛はきっと確かにそこにあるのよね。 [02:00.84] [02:01.75]貴女も偶には [02:05.12]手にとってもいいじゃない。 [02:08.21] [02:08.87]広がる世界を、繋がる世界達を。 [02:14.94] [02:15.59]日も差さぬ [02:18.43]暗く閉じた場所から [02:21.77] [02:22.32]扉を開いて、ほら… [02:25.52]旅の始まりへと! [02:30.66] [02:31.54]—たとえ、 [02:32.26]動くことのない大図書館から [02:38.79]未知なる世界を求めて…だっとね。 [02:44.69] [02:45.12]ページをめくるそのたびに [02:49.25]続いてく…世界への興味は尽きないからね。 [02:57.52] [02:58.04]—そして、 [02:58.68]動くことのない大図書館から [03:05.24]知らない世界を探して…ずっとね。 [03:10.95] [03:11.45]ページをめくるそのたびに [03:15.72]誘われる…私はいくつもの世界を巡る―ホンノタビビト。 [03:29.95] [03:33.95] [03:44.32]いつつめは、年代記。 [03:47.62]歴史を記すだけのものも。 [03:54.26]私の書斎には欠かせない。 [03:57.12] [03:57.64]むっつめは、学術論文。 [04:00.90]書き人の苦労に、ときには。 [04:05.14]ふと思いをめぐらせるのもいいわよね。 [04:13.12] [04:14.13]貴女も偶には [04:17.61]手にとってもいいじゃない。 [04:20.62] [04:21.36]更なる世界を、続いてく世界達を。 [04:27.38] [04:28.00]日も入らぬ [04:30.83]紅く閉じた場所から [04:34.23] [04:34.70]扉を開いて、ほら… [04:37.92]旅のその先へと! [04:43.39] [04:43.92]—けして、 [04:44.61]変わることのない大図書館から [04:51.14]未知なる世界を辿って…そうね。 [04:56.89] [04:57.39]ページをめくるそのたびに [05:01.70]現(あらわ)れる…世界への希望は尽きないからね。 [05:09.81] [05:10.33]—けれど、 [05:11.12]揺らぐことのない大図書館さえ [05:17.64]知らない世界を集めて…いるの。 [05:23.38] [05:23.89]ページをめくるそのたびに [05:28.19]進んでく…私は世界をもっと知りたい…だから。 [05:35.80]どうか続きを。 [05:37.03] [05:37.04]—いつか、 [05:37.67]終わることのない大図書館でも [05:44.16]旅を終える日はくるのよ…きっとね。 [05:49.82] [05:50.36]ページをめくるそのたびに [05:54.61]誘われる…私はいくつもの世界を巡る―ホンノタビビト。 [06:08.56] [06:13.56] [06:23.21]ななつめは、料理書。 [06:26.56]新しい旅の始まりは。 [06:33.16]貴女に差し出すこの紅茶と伴に… [06:41.62]