[00:30.96]僕はずっと狙ってた [00:33.1]錆びた社会が蔓延るのを [00:35.43]未完成の箱に“その名”を刻む [00:40.77]飛べないカラスは嗤う [00:42.84]「くだらない事しやがって」と [00:45.26]サイネージが意味ありげに光る [00:52.69]ファンタジーを偽るファンタジーも [00:57.10]リアルを嫌うリアリストも [01:01.37]ゲームの様なゲーム [01:03.68]僕らは 僕らの 命を 命で 問う [01:10.30]偽りのファンタジーも [01:14.85]逆さまリアリストも [01:19.73]独裁者を待っていた [01:24.63]独裁者を待っていた [01:26.80]其の名を語ることも [01:28.61]許されないままで ままで [01:31.71]僕らはリアルを知る [01:34.1]許されないままで [01:36.58]錆びた大人達が 神話と混ざり [01:39.28]歪み 許されざる時代へ [01:53.16]選定者は考える [01:54.90]互いの足をすくう事ばかり [01:57.50]溺れる者をすくう者など居ない [02:03.64]穢れた羊は祈る [02:05.49]罪にすくわれないようにと [02:07.87]その時 まさに賽は投げられた [02:12.78]虹が、零れそうな冥い雨が降る [02:17.37]錆びついた社会はその美しさに気付かない [02:23.69]雨が穢れ堕ちた世界を流してゆく [02:27.21]大人達の悲痛なうたがこだまする [02:35.38]偽りのファンタジーも [02:39.88]逆さまリアリストも [02:44.88]溺れる者をすくう [02:49.53]者など居なかった [02:51.78]其の名をることも [02:53.38]許されないままで ままで [02:56.61]僕らも大人になる [02:58.58]許されないままで [03:01.69]偽りの神様も 独裁者も きっと同じ事 [03:06.44]そうか、僕の行為は彼等となんら変わらない [03:11.49]其の名を語ることも [03:13.42]許されないままで ままで [03:16.44]この躯もやがて錆び付いてしまうのだろうか? [03:21.38]僕は箱に刻まれた“その名”を [03:23.75]ただ必死に消していた [03:25.84]カラスは嗤う [03:34.19]「くだらない事しやがって」と