[00:00.000] 作词 : PIPPO [00:00.025] 作曲 : PIPPO [00:00.50] [00:15.41]誰もいない夢の檻 [00:20.82]鳴り止んだ朝の喧騒が見捨てた [00:26.16]羅列する手の群れを [00:31.35]一つでさえも掴むこともない [00:36.62]欠けた檻の片隅から [00:41.87]見守るように覗いた自分自身は [00:47.49]閃くものが無く よろめいて [00:52.67]続いていた息の最期まで気づかない [00:58.21]「終わりを迎えに来て ここを出よう」 [01:03.31]透明に囲まれたその狷介を見兼ねた [01:08.89]あぁ 酷い夢を見ている [01:13.95]啼き止んだ世界の喧騒はきっとまだ… [01:19.23]いずれにせよ酷い群れに [01:24.47]救える手など無さそうだ そうだろう [01:29.54]欠けた闇も明けないままで [01:34.93]ジリジリ手を伸ばす自分自身は [01:40.70]躊躇い揺らいで惑う 「どこへ行く?」 [01:45.90]示された淡い道はきっと閉じ込める [01:51.32]「終わりを迎えに行こう」 まだ見えない [01:56.42]「来なければ行く日は来ない」 終幕が覗く [02:02.03]たった一つ そう言った手に導かれよう [02:07.76] [02:28.20]閃くものも無く 淀んでいた [02:33.47]あぁ もう決めよう 酷い群れを掻き分けながら [02:39.09]「終わりを迎えに来た ここを出たい」 [02:44.11]いずれにせよ酷い夢の賊心を見兼ねた [02:49.73]その身を委ねた その手を取る [02:54.85]続きのない淡い道はきっと望まれた [03:00.34]「終わりを迎えに行こう」 霞んでゆく [03:05.44]遠目で背負う酷い夢を見送る夢を [03:10.98]たった一つ そう言った手と共に見ていよう [03:16.30]たった一つ 自分の手に導かれよう [03:22.62]