[00:00.000] 作词 : mothy 悪ノP [00:01.000] 作曲 : mothy 悪ノP [00:21.04]戦が終わり荒れ果てた町を [00:25.71]ー人の騎士が歩く [00:29.79]彼は誰より戦果を挙げた [00:33.40]誰より人を殺した [00:39.14]敵国の民はその姿恐れ [00:43.90]必死に命乞いをする [00:48.14]しかしとの願いを彼が [00:51.64]聞き入れることは決してない [00:56.83]女の亡骸が抱えた [01:01.32]無邪気に微笑む赤子 [01:05.81]彼は冷たい眼のまま [01:10.43]剣を振り上げた [01:14.45]「誰も生かしておくわけにはいかないんでね [01:15.45]...悪いな」 [01:16.89]英雄の鎧は常に紅く [01:21.45]それはきっと浴でた返り血の色 [01:25.88]誰かのための行いだとしても [01:30.63]それを「正義」と呼べるのか [01:36.26]それから五年の月日が流れ [01:40.64]戦は今日も続く [01:45.02]騎士を仮住まいで待っのは [01:48.53]一人の可憐な少女 [01:54.38]あの時彼女の服に縫われた [01:58.78]皇家の紋に気づいた [02:03.20]手元に置いてむけばいっか [02:06.68]人質くらいにはなるだろう [02:11.88]「を帰り父さん」と微笑む [02:16.44]無邪気で愚かな娘 [02:20.98]お前の親を殺したのは [02:25.51]この俺だというのに [02:29.60]「親子の真似事か... [02:30.66]...下らん」 [02:32.15]英雄の鎧は常に紅く [02:36.48]それはきっと彼の野心と同じ色 [02:40.79]誰かのための行いだとしても [02:45.80]それを「正義」と呼べるのか [02:59.84]戦場には 樣々なものがはでこっている [03:04.26]勝利 [03:04.78]敗北 [03:05.36]憎しみ [03:05.92]時の運 [03:06.54]そして裏切り [03:08.77]気が付けば騎士は [03:10.01]大勢の敵に囲まれていた [03:13.35]彼らがただの兵士でないことは明らかだった [03:17.94]「おとなしく娘を差し出せ」迫る黑装束の老婆 [03:22.44]從えばおそらく [03:24.68] 娘の命はないだらう [03:27.00]しかしそれは騎士にとって [03:28.88]望むとこらだったはず [03:31.60]その為にこの子を今まで [03:33.82]飼っていたのだから [03:36.10]「そうさ...何も迷う事なんかない」 [03:39.27]「なのに...どうして...」 [03:42.61]「俺は...!」 [03:45.19]剣を持ち [03:46.83]騎士を守るように [03:49.20]前に立った者がいた [03:54.31]震えてる小さを背中 [03:58.29]それは幼いあの子だった [04:03.35]憐れな娘よ [04:05.08]お前が父と慕う者は [04:07.30]今もさに前を 売ろうとしていたと いうのに [04:12.49]騎士は娘の頭を [04:14.22]優しく撫でた後 [04:16.55]殺し屋に向かって剣を抜いた...... [04:24.34]「父親なんて柄じゃない」 [04:27.18]「誇れるような生き方もしていない」 [04:30.31]「それでもいいと言ってくれるなら」 [04:33.87]「俺はお前を守る鎧になってやる」 [04:36.60]「さあ 行こうか」 [04:43.58]英雄の鎧は常に紅く [04:48.54]それはきっと浴びた夕焼けの色 [04:52.86]血塗られた時代の中 手を繋いで [04:57.93]歩いていく騎士と娘 [05:02.24]戦場には正義も悪もない [05:06.85]贖罪の日はいかやつて来るだろう [05:11.20]やがて来るその時まで彼は [05:15.92]「父」でいようと決意した