[00:01.03]きみが好きだった [00:03.88]本当に好きだった [00:07.36]運命の人だと思ってた [00:12.16]でも今できるのは [00:15.25]きみが残した飛行機の模型 [00:20.32]それを見てるだけ [00:23.66] [00:35.08]雪に眠いここだ [00:40.21]コーヒーを飲みたいな [00:46.01]あくびしたらきみが入れてくれる [00:57.59]恋愛小説を書いて [01:08.18]そばにはきみがいてくれたんだ [01:19.60] [01:22.99]きみが好きだった [01:25.81]優しいところは [01:28.49]もちろん意地悪なところだって [01:33.93]きみが目指してた [01:36.64]空を飛ぶ夢も [01:39.41]いつか叶うといいと思ってた [01:45.46] [01:56.55]筆が進まないな [02:02.24]きみは掃除してる [02:07.84]ぼくはヒーローになってもらおうか [02:19.56]筆は止まったままだ [02:29.95]きみが地味だ地味すぎるんだ [02:41.74] [02:44.90]きみが好きだった [02:47.53]きちんと整頓も [02:50.96]できないと怒るところだって [02:55.74]文字を書くぐらい   [02:58.50]しかどうもないあたしに [03:02.68]きみが居てくれてよかった [03:07.33] [03:07.35]きみは飛行機を造った [03:18.50]夢を叶えるために [03:57.28]本を書くこともやめた [04:08.49]きみの帰りを待ってるだけ [04:19.89] [04:22.93]きみが好きだった [04:25.73]トイレットペーパーを三角に [04:30.60]折っておくところだって [04:33.91]だからこの空から帰ってきて [04:38.48]長い焼き芋焼いて待ってるから [04:44.81]あぁ何年が経ってしまっただろう [04:50.87]もう待ちくたびれてしまったよ [04:55.75]久々に筆を執ろうか  [04:59.82]小説家とパイロットの物語のために [05:09.68]