射命丸文の報道精神<ジャーナリズム> どんな武器さえ恐れぬ者でも 紙切れひとつですべて失くす 嘘の様な出来事言葉の力を 「統る」ならば何を目指すだろう 時代を弄ぶ暗闇の声は いつも説き伏せる良心でさえも ありもせぬ理想だけ溢れかえるなら 息することさえ叶わない 誰も追いつけない<膨大な> 情報の嵐へと 跳躍する淀みをかき消し 「傍観者」で終わりはしない 加速する結末へと繋がる瞬間に 切り取った事実を送ろう明日の風に乗せて そう消えて往く認識の限界を超えれば 確かな存在に<求めた> 重なる言葉を届けるから 今操される<傀儡の> この世論の私刑に 反駁する核心を見据え 「支配者」へと背を向けるなら 加速する韜晦へと光を当てるなら 現した姿がどれほど醜くても決して 目を逸らさず実像を描写し続けよう 誰もこの世界を<歪める> 欺くことなど許しはしない 叫びさえ届かない 刹那は流れ忘れられてゆく 「伝えたい」好奇心では 足りないのならば覚悟に変えて 加速する現実へと この手を伸ばす求めた瞬間に 辿り着く答えを送ろう明日の風に乗せて ああ見えてくる認識の限界を超えれば 確かな存在へ<望んだ> 導く言葉を届けるから 真実を